ミルクティーの涙空


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時は戻って
4月.


私立の入学式.

隣でずっと喋る女の子.

今も仲いい
あたしの友達.

大村 美月.

彼女は
田舎の方から来た.

自分のことを話すのが
とても好きな女の子.

可愛くて
羨ましかった.


元々あたしは
バスケをしに
この学校にやって来た.


髪は短い...
ってゆーか
長くしたことない.


だから
髪が綺麗な美月は
憧れだった.


学校はずっと美月と過ごした.


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