チェックメイト
フワッと風が来た。

「ねえ、名瀬 朝ちゃんだよね?一緒に食べていい?」

え?と上を見上げると

なにやらニヤついている女の子がいた。

「あ、私渋谷 鍵(シブタニ リン)ですっ!よろしく!」

「う・・・うん・・・・」

戸惑いながら飲み込もうとした。

何がおきたのか。

わけが分からなかった。

その人が誰なのかも。

「名瀬・・・・・俺と付き合ってみねぇ?」

「・・・・・は?」

何故か安田に呼び出されたかと思うと

告白だった。

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