悪魔と天使のバージンロード
フラッシュバック
プルルルー
コールが何回も鳴ってるばかりで、出る気配ない。
―留守番サービス…―
「出ねえ」
携帯を投げ捨ててあたしは、再び眠りに就いた。
―その頃―
「あーつか何あの女!やっぱりムカツクわ。
何であそこまで怒っかなぁ!
まぁわざとだからぁ別にいって感じ★ねぇ窪毅罹あ相手してよぉ」
「あ?何ぉ前ヤらしてくれんの?笑」
「ちょとぉ、そんな事言わないでよ」
「嘘だよ笑 で、魅衣奈ちゃんどうすんの?★」
「少しだけ懲らしめたいからさぁ、あんた等手伝ってよ」
「「了解★」」
―魅衣奈は―
ピルルル
「ん、誰ー?」
着信中:李亜乃ママ
ママだ…。
「もしもしリサ?」
「あ、ママすいません。今日ちょっと体調崩しちゃったんで休み貰ってぃぃすか?」
「わかったゎ。ゆっくり休んで治してね」
「はい。ありがとうございますでは失礼します」
電話を切って、あたしはある男に連絡した。
プルルルー
「はい。」
「あっもしもし。あたし魅衣奈」
「おう!みいどうした」
「…今会える?」
「……何かあったんか?」
「んーまあそれは、会った時に話すよ」
「了解んぢゃいつもんとこで待ってっから」
「うんぢゃあ」
化粧をして外に出た。