悪魔と天使のバージンロード
―次の日の夜―
いつもどおりの時間に
CLUBに入った。
「なあみい!いい場所連れてってやるから車に乗れよ」
「え?まぢ?」
圭一郎と一緒に車に乗った。
この時は、何も考えずにあたしは行動してたよ。
何で早く気づかなかったのだろう。
「みいは本当にかわいいな」
圭一郎は頭を撫でた。
「はは。嬉しいよ」
「幸せになろーなみい」
「うん」
「よし着いた」
「え?」
キョトンとしているあたしに圭一郎は…。
「おいお前ら出てこい」
「うぃーっす」
「うわ超美人★いい獲物っすね」
え?何こいつら。
何も知らないあたしの前に5~6人の男が出てきた。
「さあ。魅衣奈パーティーの始まりだ」
あたしは、奴の言動でようやく気づいた。
今から何されるか把握したあたしは、奴らから逃げようとしてドアを掴んだ。
しかし…。
「気づくのおせえよ。もうお前は逃げらんねぇよ。ククク」
身体全体捕まれて身動き取れなくなった。
「ふっざけんな…!てめぇ等!」
「黙れ!」
「うあ」
殴られたあたしは奴らの性器が入ったのに気づく。
クソッ!何なんだよ。
何であたしがヤられなきゃなんねえんだよ…!
もうあたしは奴らの行動が早く終わる事を願うばかりだった。
早くしろよ…。
あたしは逃げねえし逃げらんねえ。