EGOISTE
永遠
永遠ッテドコニモ存在シナインダネ
鬼頭の言葉が俺の頭の中でずっとくるくる回ってる。
終わりのないメリーゴーランドのように。
俺はごろりと寝返りを打った。
相変わらず隣で鬼頭は心地良さそうに寝息を立てている。
キリッ……
れ……?
この痛み……
覚えのある痛みに、俺は胃を押さえた。
コーヒー飲みすぎたか?
最近不規則だったしなぁ。
ま、一晩様子見るか。
そう思って俺は布団を被った。
実際次の日は何ともなかった。
俺らしくない。
ビビッてんのかな?
さすがに三度目はもう勘弁な。
そう思いながらも今日もブラックコーヒーを飲む。