Love Song~to The SKY~
すると目の前にはリョウの車。
運転席では、リョウがこっちを見て、手を振っている。
あたしは駆け寄って、ドアを開け、助手席に乗り込んだ。
「はあ、お待たせ!」
「なにが?全然待ってないし!」
シートベルトを締めると、車をだした。
「・・・今日はどこにいくの〜?」
運転してるのを邪魔しちゃ悪いと思って、あんまり話しかけたくはなかったけど、沈黙のなんだか嫌だったから、少し遠慮がちに声をかけた。
「ん〜?今日は・・・どうしよっか?
カラオケでも行くか?」
カラオケはあたしが大好きなもの!
「ほんとに!?いいの!?」
「嬉しそうな顔しやがって!じゃ、そうするか」
「うん!!」