Love Song~to The SKY~




 カラオケをでて、二人は車に戻り、普通の、世間話をしていた。


 話の途中で、リョウはいきなり真剣な顔になった。

「・・・何?」
「なんか、あった?鈴、今日ずっと暗い顔してる・・・」


 え・・・。
 
「そ、そんなことないよ〜!何いってるの〜?」
「そ・・・ならいいけど」



 すると、リョウの顔が近づいてきた。

 あ・・・。


―――フイ・・・ッ―――

 あたしは、思わずよけてしまった。


 しまった・・・!
 と思ったころにはもう遅く、あたしとリョウの間には重い空気が流れていた。



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