Love Song~to The SKY~




「あたしは、村井さんを好きなうちは、それでいいの」


「でも、すごい辛いんでしょ・・・?」


 チトセが心配そうに言ってきた。


「うん、仲良くしてくれてるけど、その分、気持ちもどんどん強くなっていって・・・」



「じゃあ離れちゃえばいいじゃん!」


 ミカがはっとしたように提案した。


「え・・・」

「そんな簡単にはいかなくない?」


 チトセが考え込むようにあごに手をあて言った。



 チトセの言うとおり、そううまくは行かないよ・・・。






< 233 / 335 >

この作品をシェア

pagetop