Love Song~to The SKY~



 席を立った純の左腕にしがみつき、
 注文をしに行く。


「なんにする?」


「あたしね~、カフェモカ!」
「それじゃぁ、カフェモカとココアのトールサイズひとつずつ」


「780円になります。少々お待ちください」


 純が当たり前のように1000円札を出す。

「細かいのある?」

 そういって、あたしは80円だけだす。


「1080円お預かりします」


 こんなやりとりが、なんだか夫婦みたいでまたうれしくなってしまう。


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