Love Song~to The SKY~


「・・・純?」


 純の後ろから声をかけるその女性は、
 忘れるはずもない。

 
 純の元カノだ。


 純も声で気づいたようで、振り向いてはいないけど、
 動揺を隠せずにいるみたいだった。



 純はゆっくり振り向き、言った。


「・・・ユカ」


 

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