Love Song~to The SKY~



 それからしばらくたち、純とは普通にうまくいっていた。
 
 表面上は。


 ただ明らかにあたしの中では
 今まで以上に不安でいっぱいなっていた。

 何度も、「ユカさんと一緒にいたい?」って聞きたかった。

 でも、きっと純も一緒懸命戦ってるんだろうから、あたしがその頑張りを壊すようことは絶対したくない。


 純はユカさんに対する想いを、断ち切ることができなくても、それでも、あたしと一緒に、いたいと思ってくれた。
 そう言ってくれた。
 たとえそれがほんと一時だとしたって。


 純がそう望んでくれたから、あたしは純を信じる。




< 274 / 335 >

この作品をシェア

pagetop