Love Song~to The SKY~
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「・・・あっ、ん・・・」
暗くなった部屋の中、
自分の中から出てるとは思えないような声を漏らし純からの愛撫を受け入れる。
純から求められ、静かに頷いたあたしを、
純は優しく押し倒し、唇を重ねてきた。
さっきみたいな激しいキスではなく、
お互いの上唇や下唇を優しく包み、
わずかにあく唇の間から温かい舌が侵入してくる。
純の舌があたしの舌を捉え離さないで、
あたしもそれに応えるように舌を絡める。
まるで会話をしているような、キス。
そんなキスの合間でさえ声が漏れてしまって、
あたしは恥ずかしくて中々純の顔を見れない。
キスをやめることなく、
純はあたしの胸に手を当ててきた。
瞬間、あたしの身体はピクンと跳ねてしまう。
怖いのと、感じてしまうのと、緊張と…
いろんな感情が入り混じり、どんな顔をしていいかわからない。
「あ…純…」