Love Song~to The SKY~



「・・・でもなんでふっちゃったの?鈴、カイトのこと好きなんじゃなかったの?」

 
 真面目な顔で、チトセは聞いてきた。

 あたしは、少しためらったあと、口を開いた。


「・・・あたし、カイトくんのこと好きだと思ってたんだけど、違ったみたい」
「・・・どういうこと?」

 あたしの席の前の席にミカとチトセはすわり、あごに手をあてて、あたしの話を聞いてくれた。



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