ありがとう…
誕生日
「ありがとおー」
要の誕生日、私たちは要の家に押しかけて誕生日会を開いた
サプライズだったから要はすごく驚いてた
サプライズをしようって言い出したのは私。
蒔絵は最後まで反対だった
理由はめんどくさいから
そして、お金がもったいないから
だそうです。
最終的には私に負けて開くことになったけど
「しょうがないからプレゼントあげるよ」
照れ屋だなぁ、蒔絵
「おお!なんだろー」
「見てみろー」
「あん?なんだ、香水かよー」
「なんだとはなんだこのやろー」
ふふ…
要も照れ屋だなぁ
ふと、要が私を見た
「夏樹は?プレゼントないの?」
「ない」
「えーーー!! 」
あぁ、
私も照れ屋だな
「ウソウソ、あるよ」
「おお!サンキュー」
要が袋を開けた
開けた瞬間、要の目が輝いた
「おおーーーー!クマのぬいぐるみじゃーん!」
予想以上に喜んでくれた
「あんた高2になってまでクマのぬいぐるみってどうなのよ」
「いいだろー好きなんだから!」
「うわ、きもー」
「キモイとかゆうなー!」
要が蒔絵の首を後ろからしめた
《ドキッ》
あ、何かやだ…
こんなに密着して…
「やだ…」
気づいたらこの言葉が口から出てた。
2人が不思議そうな目で見る
「どした?」
「ううん…なんにもない。ごめんね」
笑ってるけど、本当は結構キツい
でも、そんなこと言えなかった
要の誕生日、私たちは要の家に押しかけて誕生日会を開いた
サプライズだったから要はすごく驚いてた
サプライズをしようって言い出したのは私。
蒔絵は最後まで反対だった
理由はめんどくさいから
そして、お金がもったいないから
だそうです。
最終的には私に負けて開くことになったけど
「しょうがないからプレゼントあげるよ」
照れ屋だなぁ、蒔絵
「おお!なんだろー」
「見てみろー」
「あん?なんだ、香水かよー」
「なんだとはなんだこのやろー」
ふふ…
要も照れ屋だなぁ
ふと、要が私を見た
「夏樹は?プレゼントないの?」
「ない」
「えーーー!! 」
あぁ、
私も照れ屋だな
「ウソウソ、あるよ」
「おお!サンキュー」
要が袋を開けた
開けた瞬間、要の目が輝いた
「おおーーーー!クマのぬいぐるみじゃーん!」
予想以上に喜んでくれた
「あんた高2になってまでクマのぬいぐるみってどうなのよ」
「いいだろー好きなんだから!」
「うわ、きもー」
「キモイとかゆうなー!」
要が蒔絵の首を後ろからしめた
《ドキッ》
あ、何かやだ…
こんなに密着して…
「やだ…」
気づいたらこの言葉が口から出てた。
2人が不思議そうな目で見る
「どした?」
「ううん…なんにもない。ごめんね」
笑ってるけど、本当は結構キツい
でも、そんなこと言えなかった