先生が教えてくれた事
「ちょっと、先生何するのよ!私、絶対にフラれる!」
こんな所を見られてバツが悪い私は、先生に言い掛かりをつけてしまった。
しかも、いつまで腕を掴んでるのよ。
「今の、お前の彼氏か?」
「え?そ、そんなの関係ないでしょ!」
「あのなあ、美月。エッチをさせてくれないくらいで振る男なら、所詮その程度の男なんだよ」
そう言うと、先生は私を引っ張って、歩き始めた。
「ちょっと!どこに行くのよ」
「とりあえず、このホテル街を抜けるんだよ」