先生が教えてくれた事



もう、ウザイ!


こうやって、知った口で説教をする教師は、本当ウザイ。


「いい加減、離してよ!」


大通りに出た所で、私は思い切り腕を振りほどいた。


「美月、もうちゃんと帰るだろ?」


どうでもいいじゃん、そんな事。


「どうなんだ?」


「うるさいなあ!別にいいでしょ」


走って行こうとした時、またまた私は腕を掴まれた。


「家に帰りたくないなら、オレの家に来るか?安全だけは、100%保証する」




< 38 / 151 >

この作品をシェア

pagetop