先生が教えてくれた事



うわ~!


また、恥ずかしい事言っちゃったよ~!


驚いている先生を見て、急に恥ずかしさが込み上げてきた。


「うそ!ごめん!何でもない!」


慌てて手を横に振りながら、弁解する。


何、教師相手に言ってんのよ。


すると、先生は黙って側に座り直した。


「先生?」


チラッと見ると、またあの優しい笑顔で、私を見つめた。


「オレも美月と、もうちょっと一緒にいたい」




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