先生が教えてくれた事



先生が来ただけで、なぜかドキッとする。


それに、この時間も一緒って、何だか嬉しい…。

って、ダメダメ!


これじゃまるで、恋してるみたいじゃん!



「どうしたんだよ、美月。頭思い切り振って」


健司が、呆れた顔で見ている。


「私、今、頭振ってた?」


「うん!」


健司と由里は、同時に頷いた。


「どうしたの美月。最近、ちょっと変だよ」




< 73 / 151 >

この作品をシェア

pagetop