先生が教えてくれた事



「え?先生…。それ、本当?」


「嘘言ってどうするんだよ」


先生は、困った様な苦笑いを浮かべた。


「だって…」


「まさか美月、からかったんじゃ…」


「違うって!!ホントだもん…」


そう言って俯く私の頭を、先生は優しくポンポンと叩いた。


「ごめん、ごめん。なあ、美月。今日は連絡してくれて、ありがとう」


「え…?何で、お礼を言ってくれるの?」




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