恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜




♪〜♪〜♪




そして、翌朝。



ケータイの着信音で目が覚めたあたしは、それが翔からの指定着信音のメロディーだと気付いて。



一瞬、ちょっとだけ躊躇ったけど…


早く仲直りしなきゃって自分でも分かってたし。






『はい…』




すぐに翔からの電話に出た。







『まだ寝てた?』


『えっ?あぁ…うん』


『つーかちょっと話あんだけど』






………えっ?


ってゆーか翔…なんでそんなに…

不機嫌そうな声してるの?





『何?』




< 107 / 390 >

この作品をシェア

pagetop