恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜
【ごめん、今日実習長引いちゃってて…やっぱり時間遅くなりそうなんだ。また来週でもいいかな?】
受信されたそんなメールを見つめながら、あたしはすぐにメールを作っていく。
【大丈夫だよ★マナの時間がある時でいいし★実習頑張ってね】
そして―――
そのメールをすぐに送信した。
でも、パタンと携帯を閉じたあたしの口からは、何故かハァっと小さなため息がもれて。
大丈夫だよ、なんてメールを返してたわりには、ぶっちゃけ結構へこんでいた。