恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜
おいおいマナ、
そこはナオの隣に座るとこだろ。
『つーかさ、まだ翔とミチ仲直りしてないみたいなんだ』
『えっ!?そういえばもう二週間位じゃない?』
『うん。だからどうするべ?って今タクと話してたんだけど』
なーんて…
俺がそんなこと考えている間に、二人は翔達の話を真剣そうに話し始めて。
『あーっ!!』
そしてマナは、何かを思い出したように、突然大きな声をあげた。
『なんだよいきなり』
『声でかいって』
そんなマナに、俺達が突っ込むようにそう言うと、マナはゴメンゴメンと小さくつぶやいて。
『そういえばもうすぐさ、ミチの誕生日じゃない?』
と、俺達に聞いた。