恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜





おいおいマナ、


そこはナオの隣に座るとこだろ。





『つーかさ、まだ翔とミチ仲直りしてないみたいなんだ』


『えっ!?そういえばもう二週間位じゃない?』


『うん。だからどうするべ?って今タクと話してたんだけど』






なーんて…

俺がそんなこと考えている間に、二人は翔達の話を真剣そうに話し始めて。






『あーっ!!』




そしてマナは、何かを思い出したように、突然大きな声をあげた。






『なんだよいきなり』


『声でかいって』





そんなマナに、俺達が突っ込むようにそう言うと、マナはゴメンゴメンと小さくつぶやいて。





『そういえばもうすぐさ、ミチの誕生日じゃない?』




と、俺達に聞いた。




< 139 / 390 >

この作品をシェア

pagetop