恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜
結局それから、
二日、三日……と過ぎていって。
一週間なんて、なんかあっという間に過ぎてしまってた。
その間ずっと。
お風呂に入る時も。トイレに行く時も。
ケータイを肌身離さず持っていたけど。
翔からは、何の連絡もないままで。
あたし達……
ほんとに終わっちゃうのかもしれない――って。
何故かとても冷静に、そんな現実と向き合うようになった。
翔はやっぱり……
あの女の子の方が良くなったのかもしれない。
結局いつも近くにいられなきゃ…
恋愛関係なんて簡単に壊れてしまうんだ。
そばにいられなきゃ…
こんなふうに、ダメになっちゃうんだね。