恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜




結局それから、

二日、三日……と過ぎていって。




一週間なんて、なんかあっという間に過ぎてしまってた。





その間ずっと。


お風呂に入る時も。トイレに行く時も。



ケータイを肌身離さず持っていたけど。



翔からは、何の連絡もないままで。





あたし達……


ほんとに終わっちゃうのかもしれない――って。



何故かとても冷静に、そんな現実と向き合うようになった。





翔はやっぱり……


あの女の子の方が良くなったのかもしれない。



結局いつも近くにいられなきゃ…


恋愛関係なんて簡単に壊れてしまうんだ。




そばにいられなきゃ…

こんなふうに、ダメになっちゃうんだね。




< 253 / 390 >

この作品をシェア

pagetop