恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜
『この子が佐藤未知ちゃん。ミッチーって話してたでしょ?』
『あぁ!ミッチーか!話は七海からいつも聞いてたよ』
『そうなんですか?』
『私、学校ではいつもミッチーといるじゃん?だから気付いたらミッチーの話ばっかりしてたみたいで。純ちゃんにそんなに仲良しなら紹介しろって言われてたんだよね』
『そうそう。あ、俺は手越 純です。よろしくね、ミッチー』
でも、純さんがそう言うと、なっちゃんは純さんの肩を軽く叩いて純さんに言った。
『純ちゃんミッチーとか馴れ馴れしいよ』
『えっ?七海がミッチーって呼んでるからじゃん』
そしたら純さんはそう反論しながら笑っていて。