恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜



そして―――




あっ!!翔だ♪


と……待ち続けていたあたしの瞳が、やっと翔を捉えた時。




この瞳に映ったありえない光景に、ドキン……と妙な胸の音が、あたしの心に重く響いた。




そして、何故かあたしはそのまま後ずさりしていって。



自分の身を隠すように、近くにあった電柱に体を寄せた。





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