舞う姫と星の王子
3章 それぞれの想い
テンション、高すぎ……~咲Side
あの出来事から、1ヶ月がたった。
美希にあのことを話してから美希とはとても親しくなった。
もう私の中では、親友だね!!
美希も舞姫のことについては、まだ誰にも話してなくて、今は楽しく学校生活を送っている。
学校では、6月に入った頃から何かが変わった。
なんか、一人ひとりのテンションが高い……
「ねぇ美希、なんか最近みんな騒いでない?これからなんかあんの?」
「ああ。そっか咲は知らないんだもんね!!」
「もう少ししたら文化祭があるからじゃない?」
ああ、納得。だからみんな、テンション高いんだ……
文化祭とかめんどい……
「清南学園の文化祭ってどんな感じなの?」