舞う姫と星の王子
そうか咲を見ていて。ドキドキしたり、モヤモヤしたりしていたのは俺が咲に惚れていて……
だからだったのか……
咲はもう俺の中で、特別な女になっていたんだな……
婚約者じゃなくて、咲というひとりの女に惚れてたんだな……
「……奏多……ありがとな。自分の気持ちに気づいたよ」
「そうか……お前はいつも遅いんだよ!!
これでお前も立派な一人の男だ!先にちゃんと気持ち伝えろよ!!」
「ああ。俺、このあと咲に告白する。婚約者じゃなくてひとりの男として……」
「ああ。いい知らせ待ってるよ!ガンバレよ!!」
自分の気持ちに気がついてやっとわかった
咲と出会って俺は変わった
咲がいたから変われたんだ
確実に俺hあ、咲に惚れてる……
咲を俺のモノにする
お前を俺もモノにしてやる!
「お、あいつら来たみたいだぜ」