舞う姫と星の王子
そこでも黒いスーツの人を探したけど黒いスーツの人はみつからなかった。
ステージに向かって歩くパパにライトがあたり、パパが挨拶を始めた。
パパの話は5分ぐらいあった。
私はパパに呼ばれてステージへと向かった。
「皆さん今日はお忙しい中、私のバースデーパーティーに来てくださりうれしく思っています……」
私も同じように5分ぐらい挨拶をした。
私は挨拶が終わってからすぐにママに、着替えて、といわれて今まで来ていたドレスを脱いで着物に着替えた。
会場に戻りそれぞれの偉い人たちに適当に挨拶をしていた。
ママとパパが今までと違う態度で向かった場所は……
「ゴメンね、藍奈。遅れちゃって……」
「いいのよ。気にしないで、彩香」
ママは誰かと話し始めた。
「あっ、蓮じゃない!!久しぶり~、元気だった!?」
「お前は相変わらず元気だな、彩香」
「うるさいわね~!!いいじゃない別に……」
「ママこの方は?」
私はママに聞いてみた。