舞う姫と星の王子
私と瞬は初めて、お互いを受け入れていた
瞬のキスは優しくて、だけど深くて……
私の気持ちをより強く瞬へとむけた。
「今年のプリセスは俺マジでやるわ。咲の男としてふさわしい男だっていうことを証明してやるよ!この学園のNo.1になってやるよ!
二日間でお前を、俺に惚れさせてやるよ!」
「……うん……お互い優勝しようね…」
さっきとは違う、お互いを求め合うようなキスをした。
暗い生徒会室のなかで、私たちは婚約者ではなく
ひとりの男、ひとりの女として
ひかれ合い、恋に落ち、恋人となった。