舞う姫と星の王子
えっ…助けにって……優ちゃんがなんで!?
「パパがね
『あいつ絶対に理事長室にいってるから助けてやれ!!』
ってね」
「なんで……助けてやれって?なんかあんの?ここ危険なの?」
「う~ん正確にいえば……アウト!だね。いたことが知られると、得点なくなっちゃうの!!」
それはヤバいな…
「ありがとう結衣!!でもこれからどこにいこう……」
「それなら任せて!!いい場所知ってるから!!ついてきて!」
結衣に手を引っ張られて理事長室をでる。
「この階は大丈夫だけど、下の階からは学校の一番はじの階段まで走るから!」
「えっ!!こっからけっこう距離あるよ!」