舞う姫と星の王子



周りの建物より高い場所で学校の敷地全部が見えて、開放感があって居心地のよさそうな場所だった。




こんな場所があったんだぁ……



屋上と同じぐらいの高さだし、校舎から離れてるから見つかることはあんまりないだろう…




それに今日は天気がいい

雲一つない快晴だし……


以外とそこは広い場所で、私はすぐに横になった。




「気持ちぃ~!」



時々ふく風が涼しくて気持ちいい。



屋上よりいい場所見つけた!!



学園中に響く奏多の声…


「残り30分!!36人中男子10人、女子13人が、生徒によって捕まりました!!

のこり13人のを早く見つけちゃってくださいな!!

逃げる人もガンバァ!!」



ふ~ん女子のこり5人か


アタシはこのまま動かなくても大丈夫でしょ!



美希頑張ってるかな……


瞬も残ってるのかな……



まぶたが重くなってきた……

寝てもいいかな……


30分なら十分寝れそうだし……




「…………」







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