舞う姫と星の王子
白龍の倉庫へ~咲Side
「毬亜無事でいてよ……」
今私たちは毬亜を助けるために、白龍の倉庫に向かっている。
最近この辺で暴れてる族があるって噂がある……
まさかとは思ったが、そのまさかだった。
翼がさっき調べたら、白龍のヤツらだった。
ここ何年かここまで上がってきたってことは、かなり強いか、卑怯なヤツらなんだな。
結構時間かかりそう……
でも流星に今日は会える!!暴れようじゃない!!
「姫、もう少しだよ」
「分かった。私は最初手出さないからできるだけつぶしてくれる?」
「当たり前!私も星龍の副総長とやりたいから、姫手出さないでよ!!」
「分かってるよ!」
「でもその前に「白龍の幹部をつぶせでしょ?」
「うん。あいつらだけは許せない!!ボコボコにしていいから!!」
「OK!」
毬亜が何でさらわれたかわかんないけど、いろいろ分かったこともあるし、決着もつけられるだろう。
バイクを走らせて30分ぐらいのところに白龍の倉庫があった。