舞う姫と星の王子
「行くよ、花、実由。お前らは幹部と副総長を頼む……」
「私は……宮田をやるから……」
「「分かった」」
花、実由頼んだよ!
さぁ戦いの始まりだ!!宮田覚悟しろ!!
私の大事な親友をさらったうえに、ケガまでさせやがって!!この借りはきっちり返させてもらうよ!!
今日あんたをどん底まで引き摺り下ろしてやる!!
「さぁ~勝負の始まりだね舞姫さん!!今日、お前をつぶしてやる!!そして俺たちが全国No.1の族になる!!」
「あたしのこと何も知らないくせに、どうやって勝つつもりなの?」
宮田は私の両方知らないだろう。裏の姿と表の姿では違いがありすぎるからね。
あたしの裏の顔を見たことある相手は誰もいない……表のときの顔とは違いすぎるし、深くフードかぶってるんだからね。誰も私の顔を見たことがない。
「行け~お前ら!!」
さっきから宮田のそばにいた幹部のやつらが飛び掛ってきた。
「あんたたちの相手はあたしらだよ!!」
花と実由がそういってそいつらと戦うことになった。
「さっ、邪魔者もいなくなったし。宮田、次はあんたの番だよ!覚悟しなっ!!」
「今ここであんたの正体ばらしてやるよ!!」
宮田が殴りかかってきた。
私は最初手を出さないで宮田がどのぐらい強いのか見ようと、全部宮田の攻撃をかわしていた。