舞う姫と星の王子
「舞姫、本気でやれ!!じゃないと、あの子がどうなっても知らないよ!!てかげんしやがって~~!!」
「あんたも手加減しないで本気でかかってきなさいよ!!」
よし、宮田のレベルはだいたい分かったし、そろそろ本気出しますか~!
シュッ!ボコッ!バシッ!
よけたり、殴ったり、受けとめたり……
私たちは結構面白い戦いをしていた。
「お前結構やるな~。でも……隙がありすぎ……!!」
ボコッ!!
「ウッッ!!」
私は宮田の腹に一発入れた。
「へ~立てるんだ。やっぱりあんた強いんじゃない」
今のなら普通のヤツは、立てないか、気絶なのにねぇ~。
「次で決めるよ!!このあと流星とやりあわなきゃいけないからね!!」
ドスッ!!
私はふらつく宮田にもう一発殴った。
さすがの宮田も次は立つことができなかったみたい……
「毬亜~!大丈夫?」
私は毬亜の元へ走った。横たわっている毬亜を担いで隆のところへ行った。