舞う姫と星の王子
あんなに数の多い白龍が全員倒れてんだぜ……
こいつら全部舞龍のヤツらがやったのか?
そんな簡単につぶせる族じゃないはずだ……
「舞姫、白龍のヤツラ全部お前らがやったのか?」
座っていた舞姫が立って話し始めた。
「ああ、そうだけど。でも私は宮田としかやってない。その辺のヤツらは、こいつらが全部やったが!」
「へぇ~噂どうり舞龍は強いんだね。でも、それも今日までだ!!今日、俺らがお前らをつぶしてやる!!」
「いいよ!!つぶせるもんならやってみな!!」
「お前ら行け~~!!」
「流、私たちは幹部をやればいいんだよね?」
「ああ、美希は女をつぶせ。幹部はそいつら終わってからにしな!」
「えっ!?あたしも幹部とやりたい!!」
「しょうがないだろ!美希、お前は女なんだからさ……」
おっつ!!奏多、その言葉を口にしたら……
「おらぁ~~なんだ!!女だからっ!!女で悪かったわね!!てめぇらなんて、ちっぽけな男じゃねぇかよ!!」
「わかったから!美希、落ち着け!!」