舞う姫と星の王子
「それじゃ、こちらから行かせてもらうぜ!」
一発くらわせてやる!!さっきからこいつ俺らのことなめやがって!!
腹に一発いくか!
「へぇ~結構いいもんもってんじゃん!流星、あんたは強いよ。これで私も久々に本気出せる……」
ーーードスッ!
「……うっっっ……!」
「スゴーイ!これうけて立ってられんのはじめて見たよ!さぁ~かかってきな!」
「このヤロ~!なめやがって!!」
ヤバイ!やっぱかなり強い……こんなに強いのか!
でも負けてらんねぇ!こいつにだけはまけたくねぇ!!
さっきからかなり動いてんのに息ひとつ乱れてねぇ……
まずこいつの顔を見よう!!謎だった顔を知らしめてやる!!
「そんなに深くフードかぶってたら、よく見えないんじゃねぇの?」
「そんなに私の顔がみたいの?」
……バレてる……!!
「それじゃ、このフードとってみれば?」
「ああ、やってやるよっ!」
「それじゃ、今から10分の間にフードを取ることができたらあんたの勝ち。ダメだったら私たちの勝ち。いいでしょ?」