舞う姫と星の王子




美希の耳元でそう言ってこの場を去ろうとした。




「えっ!?なんで!?……もしかして……あなた……!!」




私は美希の口にを人差し指で抑えて……そっと言った。






「そうだよ……瞬と奏多には……言わないでね!」





私は走って、花たちのところへ行った。





ゴメンね、瞬……!




あなたには美希からじゃなくて、自分の力で私が咲ってことに気づいてほしいの!!




美希が先に気づくなんて思っても見なかったけど……





美希、瞬を頼んだよ!!








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