舞う姫と星の王子
「もう5時かぁ。用意するか」
俺は部屋にかけてあった黒いスーツに着替えて準備をしていた
しかし、ふと思ったのだ……
「見合い相手はどんなやつなんだ?たぶんどっかの令嬢なんだろうな。母さんは相手のこと何も言ってなかったしなぁ」
5時になり、車で会場のホテルへ向かっていた。
それで、俺は親父と母さんに相手のことについて聞いてみた。
「母さん。見合い相手ってどんな人?」
「そういえば話してなっかたわね。写真はないけど知ってることは教えてあげるわ。いいでしょ?蓮」
「ああ。教えてやれ」
「相手の方の名前は、仲本 咲さん。あなたと同じ18才よ。そして今日行くパーティーの主役よ。今日のパーティーは彼女のバースデーパーティーよ。そして、彼女の両親と私と蓮は昔からの付き合いよ」
母さんは楽しそうに話し始めた。