【SPECIALLY-特別な存在-】
*きみの隣*
それから彼は
私を公園に連れてきてくれた
二人でベンチに座って---------
翔『なんか、あのときみたいだね^^』
彩矢『え?-----』
翔『僕らが出会ったとき』
------------ほんとだ
なぜか、翔の隣にいると安心する。
今も、出会ったときも。
あのとき、
お父さんとお母さんのケンカで
ちょっと不安になっていたはずなのに
それなのに
きみの隣に座ってるときだけは
どこか、安心している気持ちがあった-----------
翔の言い方が
まるで、“運命みたいだね^^”
-------------そう言っているように思えたの
そのときは
大げさだなとか思ったけど、
今はこう思う。
きみの隣にいれて良かったって--------------