クロス・マインド
「あれがお前の連れ?」
「そうだよ…
ペリドット…おいで?」
キールに呼ばれ、我に帰る。
「あっ、ごめん、ごめん。」
二人に駆け寄る。
「紹介するよ。
オレの友達でロビン。」
茶色い耳と尻尾が生えた男は
物珍しそうにオレを見ていた。
「よろしくな。…しっかし
お前、いつから趣味
変わったんだ?」
「何言ってるんだい?
オレはロビンと違って
幅広く対応できるわけ。」
二人の話がいまいち
よく解らなかったが
狼の事を思いだし。
「よろしく、ロビン。
それよりキール…
お願いがあるんだけど。」
二人が不思議そうにオレを見る。
「そこの路地に狼が居たんだ。
お腹空かせてて…
何かあげたいんだけど。」
さりげなくおねだりする。
「あっ…やっべぇ。
チルクに飯やるの忘れてた。」
「あぁあ…殺されるね。」
ロビンは青ざめて
酒場に入っていく。
「知ってるの?」
笑っているキールに聞く。
「それ…ロビンの相棒だよ。
『チルク』って言うんだ。」
「ロビンの…」
話をしているとドタバタ
足音が近づいてくる。
バンッと大きな音をたて
扉が開き。
「わりぃ…先入ってて。」
ロビンが路地に消える…
ギャァァァァーーー
叫び声が鳴り響いた。
「あぁぁ…殺られたか。」
キールは腹を抱えて笑っていた。
「そうだよ…
ペリドット…おいで?」
キールに呼ばれ、我に帰る。
「あっ、ごめん、ごめん。」
二人に駆け寄る。
「紹介するよ。
オレの友達でロビン。」
茶色い耳と尻尾が生えた男は
物珍しそうにオレを見ていた。
「よろしくな。…しっかし
お前、いつから趣味
変わったんだ?」
「何言ってるんだい?
オレはロビンと違って
幅広く対応できるわけ。」
二人の話がいまいち
よく解らなかったが
狼の事を思いだし。
「よろしく、ロビン。
それよりキール…
お願いがあるんだけど。」
二人が不思議そうにオレを見る。
「そこの路地に狼が居たんだ。
お腹空かせてて…
何かあげたいんだけど。」
さりげなくおねだりする。
「あっ…やっべぇ。
チルクに飯やるの忘れてた。」
「あぁあ…殺されるね。」
ロビンは青ざめて
酒場に入っていく。
「知ってるの?」
笑っているキールに聞く。
「それ…ロビンの相棒だよ。
『チルク』って言うんだ。」
「ロビンの…」
話をしているとドタバタ
足音が近づいてくる。
バンッと大きな音をたて
扉が開き。
「わりぃ…先入ってて。」
ロビンが路地に消える…
ギャァァァァーーー
叫び声が鳴り響いた。
「あぁぁ…殺られたか。」
キールは腹を抱えて笑っていた。