クロス・マインド
「キールも…潮時かな?」
「なんだと!?」
「ってか、そんな扱いしてると
いつか殺られるぞ。」
「女の子は誰しもが夢見てる。
その夢を現実にしてあげれば…
女はすぐに落ちる!
オレは女の子の理想の
男でいたいの!!」
「はいはい…勝手に言ってろ。」
胸を張って言い切るキール。
ロビンは呆れ顔で酒を飲み干す。
「で…どの辺が脈なの?」
確かに、キールはマメだ。
一般的は…キールの言う
『夢見る女の子』は
おしとやかな感じの子だろう…
ペリドットちゃんには
無縁な言葉だろう…
どう見たって…
「そりゃ……これからだ。」
「えっ?」
「あるんじゃねぇのかよ…」
キールらしくない。
確かにキールに口説かれて
落ちなかった娘を
見たことがない。
落ちない娘は…
ちゃんと感知していた。
キールの顔を見ると
困った顔をしている?
「お前らが居たからだろう!
ここで、口説こうと思ったの!!」
「……場所間違えてねぇか?」
「何だと!?」
喧嘩腰になる二人。
完全に酔ってるな…
でも、珍しいね。
「誰を口説くの?」
僕としたことが…
話に夢中でペリドットちゃんの
気配に気付かなかった。
勿論、血の気が上がった二人も…
「ねぇ、ねぇ。何の話?」
ペリドットちゃんは
ぜんぜん酔っていない様子。
本当に強かったんだ…
僕の隣に座ると
酒のお代わりを頼んでいた。
「二人とも…
好きな娘がいるんだって。」
『なっ!?』
「へぇ…そうなんだ。」
面白そうに食い付いてくるのは
女の子らしいね。
当の二人は、顔を赤くしながら
僕を睨み付けている。
「なんだと!?」
「ってか、そんな扱いしてると
いつか殺られるぞ。」
「女の子は誰しもが夢見てる。
その夢を現実にしてあげれば…
女はすぐに落ちる!
オレは女の子の理想の
男でいたいの!!」
「はいはい…勝手に言ってろ。」
胸を張って言い切るキール。
ロビンは呆れ顔で酒を飲み干す。
「で…どの辺が脈なの?」
確かに、キールはマメだ。
一般的は…キールの言う
『夢見る女の子』は
おしとやかな感じの子だろう…
ペリドットちゃんには
無縁な言葉だろう…
どう見たって…
「そりゃ……これからだ。」
「えっ?」
「あるんじゃねぇのかよ…」
キールらしくない。
確かにキールに口説かれて
落ちなかった娘を
見たことがない。
落ちない娘は…
ちゃんと感知していた。
キールの顔を見ると
困った顔をしている?
「お前らが居たからだろう!
ここで、口説こうと思ったの!!」
「……場所間違えてねぇか?」
「何だと!?」
喧嘩腰になる二人。
完全に酔ってるな…
でも、珍しいね。
「誰を口説くの?」
僕としたことが…
話に夢中でペリドットちゃんの
気配に気付かなかった。
勿論、血の気が上がった二人も…
「ねぇ、ねぇ。何の話?」
ペリドットちゃんは
ぜんぜん酔っていない様子。
本当に強かったんだ…
僕の隣に座ると
酒のお代わりを頼んでいた。
「二人とも…
好きな娘がいるんだって。」
『なっ!?』
「へぇ…そうなんだ。」
面白そうに食い付いてくるのは
女の子らしいね。
当の二人は、顔を赤くしながら
僕を睨み付けている。