!戦いで人は成長する!
僕はパッと素早く立ち上がると、何も考えず、後輩達を片っ端から潰しにかかった。
後から殴られようが、なんぼ蹴られようがお構いなしに攻撃を止めなかった。
やっとスタミナを回復したKは僕の後の奴らを攻撃した。
しかし、すぐに6人の後輩に囲まれた。
そして、Kは誰かに急所を蹴られた。
うずくまってるのにもかかわらず、Kへの攻撃は止まなかった。
その事にKは怒り爆発!初めて僕と戦った時の顔つきに変わった。後輩達は気付かず、攻撃してると、素早い回し蹴りが右側の3人の顔面を貫いた。
2人は我を失い、猛獣のように後輩達に襲いかかっていた。

その数分後、後輩達全員、体のどこかを押さえながら倒れていた。僕とKは正気を取り戻し、後輩達を優しく介抱した。
倒れてる奴らを一部に集め、
『思い知ったか!バカたれめ!』
と、言ってやった。
後輩達は口々に、
『そりゃ~お2人が覚醒したら勝てっこないっすよ!』
と、情けない声をもらした。
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