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第１３章 無差別級トーナメント！？

中学３年生の冬休み。部活は夏で引退し、普通なら高校受験の為に勉強に励むのだが、僕は違った。
せっかくの長い休みなのだからと、空手道場に通っていた。

冬休み開始２日目に館長から無差別級の試合に出ないかという話が飛び込んできた。
僕は、
『えっ？でも、俺は永久追放って言われましたよ？』
と、聞くと館長は、
『確かにお前は永久追放されたが、俺がした訳じゃないし、この試合は俺達(３つの道場の館長達)、が勝手にやる試合だからお前が出ても問題ない。だから、エントリーしとくぞ。それから試合に出してやるんやから争いは避けろ。いいな。』と、言ってきた。
久しぶりの試合だったのでその日の練習はいつもよりハードに行った。

そして、試合当日。
全員で他の道場に向かった。
中に入ると、僕らの道場より広く、かなり綺麗だった。

ちなみにエントリーされたメンバーは、僕と、最強のライバルKと、昔のライバルk君と２軍のリーダーの４人だけだった。

みんなが集まったところで試合の組み合わせがホワイトボードに張り出された。