ホ ン モ ノ ノ ア イ 。
__◎別れ
初音、当時16歳。
高校一年。志望校に入学し、
地元から少し距離のある
高校に通い出した。
中学から付き合い続けていた
彼氏とも時間もない中続いて
2年半を迎えていた。
バイトもはじめ
彼氏は高校で部活を続け
時間が合わなくなった。
私は彼氏が大好きだった。
初めてシタ人だったし
キスもすべて初めての人だった
だから大切で大切で
しかたがなかった。
彼氏が部活offの日は
必ずバイトのoffをとる
尽くしていた。
部活と同時に
サッカーが大好きだった
彼氏はフットサルも始めた。
「ねぇ、初音に会えなくなるの
いやぢゃないの?」
「初音にはいつでも
あえるぢゃん。なんで?」
彼氏はわかってくれなかった
2年半もつきあっていたのに
私がすごく寂しがり屋なこと
私がすごく尽くしていたこと
なにもわかってくれていなかった