狂おしい程君を愛してるー月下美人ー




何でこんな行動に出たのか
全くわからないけど






気づいたら
あたしは澪音の首に手を回し
唇を重ねてた。





それに澪音も答えるように
あたしの腰に手を回し
優しく返してきた。




押し寄せる快感と
罪悪感とが入り混じっていた。





ゆっくり唇を離して
「なんやねん、おまえ」


と言う澪音の顔は
少し紅かった。


きっとあたしも紅い…。
< 52 / 223 >

この作品をシェア

pagetop