RIALove‐汚れたカラダ‐
「じゃあ、また日曜日に……」
「……うん」
「そういえば、さ
どこの高校受けたんだっけ?」
「…北高」
「そっか………
あのさ……俺らの関係なんだけど
正式に付き合ったり
…とか……「ねえ…」
「その話はとっくについてると思ってたんだけど」
「……ごめん
じゃあ、また」
「うん、ばいばい」
―…パタン
……あ、雨
やんでたんだ
雨上がりの空気が
私は好き
優しく優しく
私を
撫でてくれるように
風が吹く
私を抱いてくれる風は
清らかで、柔らかい