●×○×
「はいはい、だれですか~」
テンション高い李簾魅さんでした。
「テンション高いわね、まぁいいわ
お願いがあるんだけどいいかしら?と言っても拒否権なんてないけどね。」
なんて酷いことを言うのは李簾魅の母こと“乃稀 笑美”さんです。
歳は秘密らしいです。一応なんかすごい社長らしいです。
なんか笑美って名前、名前負けして・・・。《by廉》
何か言ったかしら?《by笑美》
いえ、何もいい名前だと思いまして。《by廉》
そうでしょう。《by笑美》
では、本編へ~
「ないのはいつものことだけどね ボソッ」
「何か言ったかしら。」

「いえ、なにも。」
いつものごとく地獄耳だな、
まぁあんまり言い過ぎると怖いから言わないでおこう。
「で、用は?」
どうせ、ろくでもないことだろう。
「そうそう、忘れるところだったわ。
李簾美は明日から学校に行きなさい。」
「はいはい、学校にねぇ・・・、はぁ!学校になんで
行かなきゃ行けないの、めんどくさい。
それに、アメリカの大学卒業してるよね、その他色々
学ばせたのは母さんでしょう。“なんか面白そうだし”って言って。
また面白そうだしとか思ってないよね。(黒笑)」
「そんなの・・・・、そうに決まってるじゃない。
だって、李簾美何でも出来てなんでもさせたくなるじゃない」
ないない
「それだからって、帝王学とかいらないでしょ。」
「だって、面白そうだったし、って話脱線させない」
くそっ、無理だったか。
< 5 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop