BLUE
「な?マネージャーもこう言ってることだし。帰ろう帰ろう!今日は愁がおごってくれるらしいぜ」
「まじっすか!?」
「お、おい!俺おごるなんて一言も・・・」
「そうと決まればレッツゴー!」
私よりも年上の先輩達が、まるで子供みたいにはしゃぐ。
「子供みたいだよな。先輩達」
「そうだね」
葵も同じことを思っていたらしく、二人で顔を見合わせて、くすくす笑う。
私たちは緑青高校バスケ部。
部員数たった8名だけど、それなりの実績を残している。
今日も地元でけっこう有名な高校との、練習試合に勝つことができた。
中でも、今年入った一人の新入部員の日向葵(ひなたあおい)は、一年にしてバスケ部のエースだ。
「まじっすか!?」
「お、おい!俺おごるなんて一言も・・・」
「そうと決まればレッツゴー!」
私よりも年上の先輩達が、まるで子供みたいにはしゃぐ。
「子供みたいだよな。先輩達」
「そうだね」
葵も同じことを思っていたらしく、二人で顔を見合わせて、くすくす笑う。
私たちは緑青高校バスケ部。
部員数たった8名だけど、それなりの実績を残している。
今日も地元でけっこう有名な高校との、練習試合に勝つことができた。
中でも、今年入った一人の新入部員の日向葵(ひなたあおい)は、一年にしてバスケ部のエースだ。