BLUE
「葵、マネージャーといちゃついてないで早く来いよ!」




「いちゃついてませんってば」





ファミレスの前で立ち止まる先輩達に呼ばれて、私達も先輩達の方に歩き始めた。









「んじゃ、一回戦突破に・・・乾杯!」




カランとグラスの音が響いて、みんなも部長の言葉に続いた。





みんながそれぞれ楽しそうに話しながら、運ばれてきた食べ物に手を伸ばす。





私ものんびりとジュースを飲みながら、ポテトを食べる。





「美輝(みき)ちゃん。お疲れ様」



「お疲れー」




「あ、お疲れ様です」





そんな私の隣にやってきたのは、部長の皆川瞬(みなかわしゅん)君と、副部長の愁(しゅう)君。








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