もう一度、あの場所へ ~時間が止まったままの場所~
顔は「普通」とほとんど変わらないけど、黒いマントのせいか、決して自分と同じには見えない。
その「人」達が発しているオーラからなのか、、、、
どうしたらいいのか分からず、呆然とそこに立っていた。
すると1人の女の人と目が合った。
女の人は、目を大きく見開いた。ほんの少しの間だったはずだけど、あたしにはとても長く感じられた。
どうしよう、、、
さっきから、止まることのない心臓のバクバクをもう一度、手でギュッと押さえた。
女の人は、あたしに近づいてきて、
「あなた!!どこから来たの!?」
「、、あっ、、の」
どうしよう!なんて言ったらいいの?!