もう一度、あの場所へ ~時間が止まったままの場所~



顔は「普通」とほとんど変わらないけど、黒いマントのせいか、決して自分と同じには見えない。



その「人」達が発しているオーラからなのか、、、、




どうしたらいいのか分からず、呆然とそこに立っていた。


すると1人の女の人と目が合った。


女の人は、目を大きく見開いた。ほんの少しの間だったはずだけど、あたしにはとても長く感じられた。


どうしよう、、、
さっきから、止まることのない心臓のバクバクをもう一度、手でギュッと押さえた。



女の人は、あたしに近づいてきて、

「あなた!!どこから来たの!?」


「、、あっ、、の」


どうしよう!なんて言ったらいいの?!


< 15 / 43 >

この作品をシェア

pagetop